名古屋の旨いラーメンが知りたい人必見!年間200杯を食べ歩くラーメンブログをチェック◎
日本のソウルフードともいえる「ラーメン」。
全国には3万軒以上のラーメン店があり、老舗や新店、話題店などの競争も年々高まるばかりで、今や日本人だけでなく、海外の人々にも大人気の日本を代表する料理となりました。
今回ご紹介するのは、年間200杯ものラーメンを食べ歩く「ラー麺十郎」さん!!
90年代から、日本を代表するグルメ街・名古屋市内を中心に東海地方のラーメンを食べ歩き、一番多いときで、なんと年間5・600杯も食していた強者!
本当に旨いラーメンを食べたい人は、ラー麺十郎さんのブログをチェック!
https://ameblo.jp/ramenjuro/

暑い夏を乗り切る!夏を涼しく食べる一杯!
快涼すだちつけ麺
名古屋らーめんの一派に好来系というのがある。その昔、『好来』というお店で学んで派生したお店である。
瑞穂区の好陽軒、本流筋の好来道場等が有名である。
そして、この拉ノ刻もその好来系の一店に数えられるお店である。
本家好来の名物メニューに『快老麺』というのがあるが、そのメニュー名をリスペクトした『快涼麺』が先に発売され、そのつけ麺版がこのメニューである。
冷たい麺に冷たいつけ汁で猛暑の季節に清涼感を添えてくれる。
このつけ麺が楽しく、様々な楽しみ方ができる。
昆布水につけられた麺をそのまま食べる所からスタートし、添えられた塩をちょっと振って啜ったり、更に本山葵をちょい。
麺をつけ汁につけていただくと、汗ばんだ体からすーっと汗が引く気がする。
赤や緑のミニトマトシャーベットなどを箸休めに食べ進むと、たくさんあるように見えた麺があっという間に完食してしまう。
だいたい、7月下旬~8月いっぱいは提供されるので、是非食べていただきたい一杯である。
【らーめん専門店 拉ノ刻】
住所:名古屋市中村区上ノ宮町2丁目30-1
営業時間:11:30~13:45、18:00~22:00(24:00迄営業の日もあるが、限定的)
定休日:毎週日曜日
- らーめん専門店 拉ノ刻
愛知県名古屋市中村区上ノ宮町2-30-1 サンシャイン本陣1F
今日 不明
0524717686
すだちつけ麺(嘉六、ヌル)
名古屋につけ麺ブームをもたらせ、定着させた、名古屋つけ麺界の雄、つけ麺丸和。
また、内麦(国産小麦)での自家製麺もいち早く取り入れ、先行して流行らせた功績者でもある。
そして、今ではつけ麺と言えば『大勝軒』と名を挙げられる事の多い『東池大勝軒』とも離れた子弟筋の関係にある。
謂わば、つけ麺界のサラブレッドなのだ。
そのサラブレッドの譜系をたどると、東京荻窪で戦後まもなく創業した『丸長』にたどり着くことになる。(写真のつけ汁の鉢にも『丸長』の文字が見て取れる。)
さて、余談はこのくらいにしてこのメニューの話に戻ろう。
このお店のレギュラーメニューに『嘉六つけ麺』というのがある。
魚介(節、干し系)を強く効かせ、やや酸味ある醤油つけ汁のつけ麺である。
そして、『ヌル』とはぬるいの意味で、通常このお店では創業者大将『久留宮義和 氏』の発案で、つけ麺の最大の弱点とされる、食べ進むにつれてつけ汁がぬるくなり『後半が旨くない』を補強するため、空焼きした石鍋につけ汁を入れて供するが、ヌルは通常の鉢で提供される。
では、『つけ汁がぬるくなるじゃんか』となるわけだが、そもそもこのメニューは夏に涼しくいただくのがベストマッチなので、ぬるくなるのは大いに結構、結構毛だらけなわけである。
すだち特有の柑橘系の香りもより強く感じられるし、熱で香りが飛ぶことも少ないのである。
先の久留宮氏もこのメニューに関しては、おそらく『ヌル』を推奨していると思う。
すだちを麺にも、つけ汁にも絞って立ち上がる香りを楽しみながらいただく一杯に感動すると思いますよ。
【つけ麺丸和 春田本店】
住所:名古屋市中川区春田1丁目150-1
営業時間:11:00~14:00、18:00~21:00
定休日:毎週月曜日、第2月曜日
- つけ麺 丸和 春田本店
愛知県名古屋市中川区春田1-150-1
今日 11:00~14:00,18:00~21:00
0524316741
参州マタギ冷やしそば
マタギそばとはいったい何ぞや?
そこの説明から入らないとなりませんね。
マタギとは山に生息する野生種の獣類(熊、猪、鹿等)を狩る狩人の事。
そして、このお店では主に猪骨を主体に魚介乾物を合わせたオリジナルスープのらーめんの事です。
猪骨からとれるスープはコラーゲンたっぷりでかなりのゼラチン質を含んでおり、冷えるとだいぶとろみを帯びた舌触りの良いスープになる。
野獣というとゲテモノ感が強いと思われがちだが、そのイメージとは裏腹にじんわり滋味深い。
そして、合わせる麺は中細ストレートののど越しの良い自家製麺。
こちらも、火照った体にじんわり浸透し、落ちた体力、食欲に働きかけてくれるこの時期にぴったりの一杯です。
他の限定メニューとの兼ね合いで、『冷やしマタギ』はメニューに載ってないこともありますが、6月~8月くらいの間はたいてい提供していますので、大将またはスタッフさんに聞いてみてください。
【麺創なな家】
住所:豊田市松ケ枝町2丁目21-2
営業時間:11:00~14:00、18:00~21:30くらい
定休日:毎週月曜日
- 麺創なな家
愛知県豊田市松ヶ枝町2-21-2
今日 不明
0565422567
冷やしにぼし中華そば
麺座かたぶつと両極に在るのが、東海地方のにぼし使いの第一人者『たご』。
かたぶつの創業よりはるか以前の前世紀末に、『にぼし』を前面に出したらーめんを提供し始めている。
また、今では有名店では当たり前になっている制服(まあ、たいていは機能性に優れたTシャツに店名やロゴをあしらったオリジナルシャツ)も世に先駆けて採用している。
こちらのお店のスープは、基本ジョリジョリなにぼし感を押し出すメニューが多いのが特徴。
もちろん、淡いにぼしもお手の物なのだが、お店のカラーとしてジョリジョリ系が人気を博す。
そして、この冷やしもジョリジョリ濃厚な『にぼ出汁』スープ。
合わせる麺は滑らかな細めの自家製ストレート麺。
キーンと冷えたスープと麺に酷暑と呼ばれる今年の暑さで吹き出す汗も、一気にクールダウンできる一杯だ。
【こだわり麺工房たご】
住所:名古屋市中川区新家2丁目605番地
営業時間:11:00~14:00、18:00~21:00
定休日:毎週月曜日と第1・第3火曜日
- こだわり麺工房 たご
愛知県名古屋市中川区新家2-605
今日 11:00~14:00,18:00~21:00
0524318111
冷たいらーめん ころにぼ 塩
ころにぼのころ(当て字で『香露』と書くことも)とは、主に東海地方を中心にうどん、きしめん、蕎麦等の和麺屋で供され、比較的出汁が強く、冷えたつゆで食す夏向けの料理。うどんころまたはころうどん、きしころまたはころきし等と称される。
そしてにぼはこのお店のアイデンティティとも言える『にぼし』。
創業以来店主がこだわり続け、探求し続ける『にぼし』。
最近は、瀬戸内海のブランドにぼし『伊吹いりこ』を中心に独自のブレンドと煮出し方が唯一無二の存在に仕上げる。
清湯で香り高く、スッキリと仕上がった冷たいにぼしスープは、香り、風味を消すほどには冷えておらず、火照った体にヒートショックを与えないくらいの優しい味わい。
そして、もう一つのこだわり『自家製麺』。
氷水でキンキンに〆ても、小麦の風味を損なわない麺はころスープと絶妙なコントラストを織りなす。
灼熱地獄で食欲の落ちた時期でも、すーっと体が受け入れてしまうのでぜひおススメしたい一杯です。
なお、同メニューに醤油味もありますので、醤油好きの方はそちらが良いかも。
- 麺座 かたぶつ
愛知県瀬戸市高根町1-45
今日 不明
0561880039